2015年9月
世界を舞台に活躍されている人気ヘアメイクアップ アーティスト
"モーリー"こと宮本盛満さんがKoh Gen Doの商品をご紹介。
十数年にわたり使い続けているモーリーならではの使い方や
発見をお楽しみください。
- 東京生まれ、パリ在住。伊藤五郎美容室で技術を学び、1991年に渡仏。
パリを拠点に、パリコレクションやハリウッドなど、世界を舞台に幅広く活躍する傍ら、
数々の専門学校で特別講師も行う。
「美しさとは表面だけでなく、経験や人柄など内面から溢れ出るもの」
その考え方とこだわりは、国内・海外から広く信頼を得ている。
僕はパウダリーが苦手なので、仕事ではリキッドやクリームタイプのファンデーションを使います。
なぜかと言うと、時間が経った時に女優さんやモデルさんのシワ割れが目立ったり、乾燥して毛穴が目立ったりするからです。撮影現場ってカメラなどの機材が多いので、結構乾燥しているんですよね。そんな環境下でのパウダリーメイクはご法度なんです。でも案外とヨーロッパのモデルさんは、マットやセミマットな仕上がりを好みます。そんな時はどうしても、艶をパウダーで抑えなくてはいけません。乾燥はイヤだけどマットな仕上がりがいいという時は、保湿をがんばらないとメイクが長持ちしないんですよね。
僕はパウダリーファンデーションを試す時、自分の手の甲のシワ部分に大胆に荒く塗って、少しいじわるな方法で仕上がりを確かめます。
シルキーモイスト コンパクトを試した時は自然な艶感が見えて『アレ?』と思いましたね。
今までの僕のパウダリーの常識が良い意味で覆されたような驚きでした。
シルキーモイスト コンパクトは、リキッドのような付け心地で、自然な艶感のあるセミマットな肌に仕上がります。
しかも、リキッドの上から塗っても厚塗りに見えないしヨレない!
僕が優秀だなと思ったのは、時間が経てば経つほど肌になじんで、さらにキレイに見える点。正直、こんなパウダリーは初めてです!
年齢を重ねるほど「パウダリーは苦手」という方もいらっしゃると
思いますが、くすみや乾燥、毛穴が気になる方に特におすすめしたいですね。
ぜひ、こわがらずにしっかり塗ってください。何度重ねても大丈夫です。その時の塗り方は、内から外です
(詳しくは僕の使い方「塗り方」へ)。
普通は、厚塗りすると老けて見えますけど、このパウダリーは塗り重ねるごとに艶感が増すんです。そして何よりも崩れにくく、一日中透明感をキープできる、不思議なファンデーションですね。