BARFOUT! 5月号 インタビュー企画より転載

BARFOUT!

 ヘアメイクともまた違う、肌をつくる人と女優の信頼関係がある。芝居に入る前から様々な準備をおこなう中で、メイクの前に土台となるのが肌。精神的なことも影響する、肌のコンディションを整えるために、心も身体もサポートをするのが「肌をつくる人」だ。女優として立つために、すべてを預けられる人でもある。

 7歳から子役として活躍し、様々な映画やドラマに出演してきた前田亜季。子役の時から撮影現場では普通のことのように〈江原道〉があった。役によっては、肌で表現することも求められるため、肌状態を保つことは特に意識しているという。今となっては、撮影前のエステは必ず受けるそうだ。ブランド・ディレクター瀬戸口めぐみとの出会いは、仕事をする上で運命的だったと語る。撮影現場で心地良く使用している〈江原道〉のプロダクトが、スキンケア発想で、瀬戸口の手美容から生まれたものだと施術で訪れた際に知り、前田は心底納得したそうだ。

前田 めぐみさんとの出会いは、色々と仕事が重なって肌荒れに悩んだ時期に、初めてエステを受けたんです。もうね、顔だけでなく、精神的な部分、内面からグッと持ち上げてサポートしてくれるんですよ。何かめぐみさん自体が発光していて、パワースポットみたいなイメージがあって。「大丈夫、良くなるよ」という言葉に、どれだけ救われるか。肌はその時の精神的な状態もすべて出てしまうので、身も心も元気になって帰れる、全部を任せられる人に出会えたのは本当に有り難いです。

瀬戸口 直接、肌を触るので、信頼関係が一番大切なんです。特に女優さんはいろんな人生を生きるわけだから、本番に入ると細胞の1粒1粒まで変わって、一般の我々には分からない神経の使い方をしている。私の姉(早乙女 愛)も女優をやっていたので、家でマッサージをすることもありました。仕事に入ると、寝ている時でも神経が休んでいないことも多く、繊細な仕事なんだと実感しました。とにかく、潜在的な緊張からくる疲れを解放し、表情までも豊かになれるお手伝いができればと思っています。