
目醒めたら、「そこ」にいた。
佐倉明日香。28歳。バツイチ。職業はフリーライター。
締め切りに追われ、仕事に行き詰る毎日。
同棲相手とも、すれ違いの微妙な状態。
そんなある日、目が醒めたら――見知らぬ白い部屋にいた。
そこは“クワイエットルーム”と呼ばれる閉鎖病棟だった・・・。

女子大生の香恵(沢尻エリカ)は、引越しの際、前の住人が忘れていった1冊のノートを見つける。しかし忙しい毎日の中でノートの存在を忘れていた。ある日、万年筆を買いに来た画家の石飛(伊勢谷友介)に香恵は恋をする。しかしそれを相談しようにも、親友のハナは海外留学中で連絡もままならない。さらにハナの恋人からも告白される始末。もやもやした気持ち紛らわすかのように香恵はノートを開くが、そこに挟まれていた1枚の写真にノートの持ち主・伊吹先生(竹内結子)がいた。先生になるのを夢見ていた香恵は、憧れからノートを読み始めるが、やがて“ある真実”をたぐりよせる。それは運命の巡り合わせが用意した切ない真実だった……。

若者生活謳歌中の泉谷いちこ(吉井怜)は、ママの亡き後男手一つで育ててくれたパパ(石田衣良)と、二人暮らし。
そんないちこが恋をした、そのひとは城島エリー(今宿麻美)、「そう、女なのだ!!」。パパは、驚きつつも理解してくれる。
「パパ・・・ゲイなんだ、それにママはレズビアンだった」予想すらしない次の展開に戸惑ういちこ。
「愛ってなに?普通ってなに?私ってなに?」どんなときもわたしがわたしらしくいる。それができたら、その先に待っているのはいったいどんな世界なんだろう?

ある朝情事の果てに女性を絞殺した男が逮捕された。男はかつて恋愛小説の旗手として注目された作家・村尾菊治。被害者の名は入江冬香。菊治は自分のファンの人妻・冬香と出会い、恋に落ちた。愛されることを知らずに生きてきた冬香。逢瀬のたびに心と躰を烈しく求め合うふたり。そして「首を締めて欲しい」という冬香の求めに応じ、菊治は冬香を殺めてしまう。「なぜ男は女を殺したのか、そしてなぜ女は死を望んだのか」-事件を担当する女性検事・織部美雪は、この疑問を抱えたまま裁判の時を迎える。そして法廷の扉が開かれた。今、愛と死の真相があきらかになる。

2001年1月26日、JR新大久保駅のホームから線路に転落した男性を助けようとして、命を落とした韓国からの留学生イ・スヒョンさんの実話をもとに、夢と恋に生きた青年の短くも美しい半生を描く感動作。
日韓両国の新星&ベテラン俳優たちが競演
主人公のイ・スヒョン役には、「サランニ(親知らず)」の演技が高く評価された新進俳優、イ・テソン。またスヒョンの恋人ユリには、沖縄出身のロック・バンド、HIGH and MIGHTY COLORのマーキーを抜擢。そのほか竹中直人、原日出子などの演技派ベテラン俳優が多数競演。

人間って悲しくて、可笑しくて、情けなくて、いとおしい。
鈴木光太郎は事件らしい事件が起きないこの町で警察官をしている。光太郎の双子の兄・光は家の畜産業を気まぐれに手伝っている。
ふたりの父親・豊道はダラダラした生活と性格が災いしてなんとなく自宅に居辛くなり、家出中。母は父を怒るでもなく放置したまま。
モテるためには30万を迷わず出す幼馴染、頼まれればすぐに下着を脱いでしまう娘……。
この町にはどこにでもいるような、でもちょっとおかしな住民が住んでいる。ある日、どうも訳アリなカップル・西岡佑二と池内みゆきが松ヶ根へやってくる。
ひき逃げ、金塊、ゆすり、床屋の娘の妊娠……彼らの来訪をきっかけに、この町のバランスは微妙に崩れ始める……。

蟲師ギンコは、蟲たちを引き寄せる体質のため、旅を続けていた。
立ち寄った宿で角が生えてしまった少女を癒すなど、
出会う人々を蟲の妖しい仕業から解き放ち、救っていた。
一方、もうひとりの蟲師、淡幽は、文字を記録し、蟲を封じていたのだが、一ヶ月ほど前にある蟲師の話を聞いて以来、不可解な病に臥していた。
淡幽を救おうと、手がかりが書き記されている巻物を紐解くギンコ。
だが、ある件に差し掛かると、文字が巻物から蠢き出し、
ギンコの体にのりうつっていくのだった!
一体、どんな蟲が彼らを翻弄しているのか?
ギンコが蟲師となった秘密も解き明かされていく!

何があっても、母ちゃんはボクらの味方だった。
富山県高岡市。“スーパー智子ちゃん”こと斎藤智子は、あらゆる仕事をこなしながら子供たちを女手ひとつで育てあげてきた評判の肝っ玉母ちゃん。しかし娘の美咲は3年前に駆け落ちしたまま音信不通。やんちゃな息子・優介も母親と“なーんつまらん、この町” から逃れるように上京を決意する…。ふるさとを飛び出していく息子を「人生で大事なのは、自分が生きた証を残すこと」という言葉で送り出す母親。元気と笑顔の裏側にあるまっすぐな想い。その切なさがやがて家族の絆をつなぎ合わせ、私たちの心にもつよく響く。『フラガール』のシネカノンが贈る、すべての母親と子供たちへ贈る感動作。


原作は98年の発売以来、熱烈な支持を集めているロングセラー「神童」。さそうあきら氏の傑作といえるクラシック漫画です。
ピアノの為に制限の多い日常に反抗し、父の不在や母との葛藤もあって、ピアノが好きかどうかすら判らなくなっていました。
そんなある日彼女は音楽大学を目指す落ちこぼれ青年、ワオに出会います。
孤高の天才少女といわれ、一人の世界に生きてきたうたは、ワオとの出会いによって、今まで経験したことの無い新しい感情を持つようになります。それは他者と音を奏でるよろこび。
そしてワオとの間に生まれた恋人でも兄弟でもないけれど何か愛おしい感情などなど・・・。


鬼塚公彦は平凡なサラリーマン。ただ1つ異なるのは……彼が熱狂的な舞妓ファンだということ。
なけなしの給料で京都に通い、舞妓の写真を撮ったり、応援のホームページまで作成している。
しかし“お茶屋”の暖簾をくぐったことは……まだない。
そんな公彦に転機が訪れる。念願の京都支社への転勤が決まったのだ。あっさりと同僚の彼女・大沢富士子を捨てて、意気揚々と京都入り。
死にものぐるいで仕事をし、「一見さんお断り」の壁を強引に乗り越え、やっとの思いでお茶屋デビューを果たすのだが……。
しかも公彦にふられた東京の彼女も、彼を取り返すために舞妓になって京都入り!
舞妓をめぐって渦巻く、夢と嫉妬とプライドとetc……何が起こるか予測不可能。怒涛の人情喜劇が今、始まる。

世界最大級の沖縄美ら海水族館に、やってきた新任獣医、一也。叩き上げの先輩飼育員・比嘉と激しくぶつかったり、その様子を見守る飼育員・ユリや仲村課長に獣医としての心得を学んだり、七海のカフェで少し癒されたりしながら働く毎日。
遠距離恋愛中の恋人・陽子からのメールが心の支えだが、忙しさと、理想と現実の狭間で徐々にすれ違いを感じている。
水族館の“ビッグマザー”と呼ばれる、イルカのフジにもようやく受け入れられ、沖縄での生活にも慣れてきたある日、突然事件が起こる。
フジの尾びれが壊死しはじめたのだ。一也をはじめ、飼育員達は、懸命に治療するが、原因不明の壊死は止められず、尾びれを切除することに。
尾びれを失ったフジは泳ぐことをやめ、プールの隅で浮いているだけ・・・・・・。
ただ生かすだけの治療に疑問を感じはじめた一也は、フジの人工尾びれを作ってほしいと単身交渉に向かう。
もう一度フジを泳がせてやりたい——。みんなの気持ちが一つになった時、イルカと人間の暑い夏がはじまった。

青い麦畑、どこまでも続く一本道、ビル一つない大空。
時がゆったりと流れるのどかな田舎町は、空港建設を巡る争いに揺れていた。都会から転校してきた亮介(神木隆之介)と地元の悪ガキ公平(ささの友間)は、孤独な少女ヒハル(大後寿々花)の夢を叶えるため、そして失われつつある自分たちの村を守るために、100人の仲間を麦畑に集める。
「奇跡って待ってても起きないんだろ?だったら俺たちの手で起こそうぜ。」
少年時代の最後の夏休み、信じ続ける想いが、今、遠くの空に届こうとしていた・・・。

春まだ浅いころ。この世界のどこかにある南の海辺の小さな町に、不思議な予感が漂う。「来た」プロペラ機のタラップを降り、小さなバッグ1つを手に、まっすぐに浜を歩いてくる、めがねをかけたひとりの女。待ち受ける人々に向かい、彼女は深々と一礼する。静かな波が寄せては返す。・・・

守りたい――ただ、それだけだった。
2004年10月23日に発生した中越地震。その震災時、家の下敷きになってしまった飼い主にずっと付き添って元気付けた犬のマリ。人間が優先的に救助されたあと、合計16日間にわたり、餌すらなく、無人の村に取り残されるという極限状態の中、子犬三匹を守って生き抜いた――。奇跡の実話が映画になります。

福山の文学館で働く三杉知美(畑野ひろ子)は自由奔放な性格。娘の世話は父の薫(財津一郎)に任せたまま。夫の幸治(志村東吾)とも自由な夫婦関係を作っていた。しかし、ある日幸治の心無い一言が、知美の気持ちを大きく揺さぶることになり、いままでの生活を考えさせられることとなる。一方、蓮川鈴(加藤夏希)は、2浪の受験生。母澄子(新倉恵子)の期待を一身に背負い、そのプレッシャーから、ゆか(うえむらちか)と遊ぶ毎日。現実逃避を続けていた。そんな二人がある日公園で季節外れの白椿を見つける。凝視していると、ナント二人は白椿の花と入れ替わってしまうのであった。

人生はグミ・チョコレート・パイン。”自分には人とは違う何かがあるはず!”
と考えるリアルで一気に駆け抜ける感動の青春大河巨編が遂に映画化!
1993年の発売以来、”青春のバイブル”として今もなお熱狂的な支持を集める大槻ケンヂの大人気小説『グミ・チョコレート・パイン』。「オレたちは何かができるはずだ」と思いながら。それでも悶々とした日々を送る高校生たちの、恋と友情を描く青春巨編が遂に映画化される!1986年の東京郊外、高校生の賢三は親友のカワボン、タクオとマニアックなサブカル談義に花を咲かせていた。クラスの連中を小バカにし、「自分はヤツらと違う」と息巻く彼らだが何をすればいいのか?となると本当のところはさっぱりわからない。賢三といえば、クラスのヒロイン美甘子に恋心を抱くが、想いを伝えることはおろか、話しかけることすらできない自己嫌悪の日々。そんな冴えない毎日と決別すべく、彼らは遂にバンドを組むことにを決意するのだが・・・・・・。『ビーバップ・ハイスクール』みたなケンカもなければ、『ウォーターボーイズ』みたいに泳いだりもしない、でも観終わるとなぜか心が熱くなる、どこにでもいる若者たちの普遍的な青春映画が誕生した!
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