

みなさま、お暑うございます。
日本は、大変な暑さのようで、さぞかしお疲れのことと思います。
こちらは、申し訳ないほど(!)気持ちのいいお天気のパリです。
8月は、お役所はじめ各企業もお店屋さんも夏休みです。
ガラガラでスキスキのパリ市内。パリジャンは、みんなお出かけ中で、いるのは、観光でやってきた外国人たちです。道のパーキングメーターも、夏休みのため、8月は、駐車料金も無料です。
夏と言えば海ですが、パリから一番近い海岸――
それは、ノルマンディー!
近いと言っても車で2時間弱ですが……。
有名なカマンベールチーズとリンゴの里です。
それに名画『男と女』の舞台でもあり、歴史的には第二次世界大戦の連合軍上陸作戦のビーチ……と盛りだくさんの田舎です。
ノルマンディーには、のどかな光景が広がっています。
見るからにストレスのなさそうな馬、草をはむ牛、駆けまわる鶏。
ビーチ沿いの大きな町には、タラソテラピーセンターやカジノがあります。すぐお隣には、ブランドストリート!カジノで稼いだお金を直ぐに使えるようになっているとか。
この辺は、風光明媚な場所が多いので、昔からアーティストたちが、集まっていました。
特にオンフルールの町には、今でもアートギャラリーが、多々あります。サティーの家もあり、見学できますし、珍しい木造の教会も。今回は、パリでも話題の予約が取れにくいレストランにやってきました。ぶらぶら石畳を行くと小さな広場にマルシェが出ていました。近くの農家の方々が売っている、手作りのソーセージや取り立ての野菜や果物、焼きたてのパン……これから大食いする道すがら、強烈な誘惑でした。
そして目を引き立ち止まってしまったのは、カルバドス。
リンゴのお酒です。果実酒か……と軽くお思いにならないでください!
強いお酒です。小さなグラスに入れていただきます。冬には、コーヒーと一緒に。この方法は、かなり男らしい飲み方ですが、満腹の食後に最高です。
失礼。横道にそれました。なぜ目を引いたのか、でしたね。
それは、珍しくビオ(オーガニック)のカルバドスだったからです。ビオ好きの友人と喜び、大人買いで買い占めました。
海岸の写真を見ていただくとお分かりのように
長袖の人たちが、ビーチにもいました。
いつも風が強く水温も冷たい海です。向こう岸は、イギリス。
日本の海とずいぶん違いますね。
せっかくここまで来たので、18世紀のお城に宿泊しました。
朝ご飯にも、数々のビオの食材を見つけ、ご機嫌になってしまいました。食後のお散歩では、趣味のいいガーデニングを堪能。
昔の石壁のローズ。トケイソウ。色で統一した多種類の花々コーナー。センスの良さに脱帽です。みなさまにも、写真でお楽しみいただければうれしく思います。

斉藤順子 YOLLIKO SAITO
写真家。パリ在住。
ヨーロッパを中心に世界各国で、モード、ビューティー、料理などの撮影を手がけ、雑誌・広告で活躍中。
ヘリコプターからの空撮が得意。20数年来のマクロビニストでもある。
バックナンバー
コンセプト
ラウンジ
シリーズのご案内