

NYに住んでいて、この国と国民を素晴らしいと思うことの一つ。それは、ボランティアやチャリティ活動がライフスタイルの中に根付いており、人々が自然にそれに対する行動ができているということ。1月12日に起こったHaitiの大震災の復興支援においても、その行動の早さは目を見張るものがありました。オバマ大統領の声のもと、元大統領ブッシュ、クリントン両氏が指揮をとる、Haitiへの 基金団体 Clinton Bush Haiti Fund(クリントン ブッシュ ハイチ基金)が立ち上がり、CFDA(カウンシル・オブ・ファッション・デザイナーズ・アメリカ)※1は、デザインしたTシャツを1月16日より一般に販売開始、その売上は基金を通して寄付されました。

また、ジョージ・クルーニーが多くの著名人達に声をかけ、彼ら自らが電話で話を受け、寄付を募るtelethon※2を実施。一般のショップやレストランでも、売上の何パーセントかを寄付するなどの活動が行われています。
そしてさらにはこれ「We Are The World 25 for Haiti」。25年前、アフリカの飢餓と貧困層への支援のために、マイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが作詞・作曲し、トップ・ミュージシャン達によってレコーディングされた"We are the world"。その25周年記念でもある「We Are The World 25 for Haiti」は、ハイチ地震被災者支援の募金活動のために新たにレコーディングされました。2月12日には、ユーチューブ上の公式チャネルにそのオフィシャル映像がアップされています。
お隣の国であるHaitiだからこそ、ますますそのニュースが身近に伝わってきて、援助活動が活発になるのでしょうが、現代の「ノブリス・オブリージュ(高貴なる義務)」がここに実行されているといってもよいでしょう。社会的地位を持つ者が行うべき義務、そしてそれを実施できることを誇りに思い、またそれが認められる社会の仕組みが出来ている、それがアメリカという国なのだと実感します。
そして、小さな子供の頃からそれぞれがそれぞれのスタイルで社会と接点を持ち、自分にできる方法でボランティア活動をし、それを行うことに誇りをもっているということ、これがアメリカの美徳の一つなのだと思います。日本の奥ゆかしさ、誰かのために何かをしてもあえて黙っているという控えめさも美しいと思いますが、堂々と行動を起こし、それに誇りを持つこと、このような行動にこそ内面的な自信と美しさを感じる瞬間ですね。

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国際イメージ・コンサルタント/株式会社リアルコスモポリタンCEO
アメリカ・ニューヨーク市在住。国際的な社会における豊富な経験・幅広いコネクション、ワールドワイドな最新情報を持ち、NY・東京の二大拠点を中心に、トップエグゼクティブ・財界人・セレブリティーをクライアントに持つ。世界基準の外見演出と社交におけるパーソナルイメージのコンサルティングや研修で絶大な信頼を得ている。著書に『NY流 魅せる「外見」のルール』(秀和システム)。また、国際的な成功を目指すエグゼクティブ・パーソン向けDVD「アピアランス(イメージ&装い)ルール・マネジメント」『Premium Image Management for Men』(ソニーPCL)の監修も。
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