

2月11日にNew Yorkから始まり、先日3月10日にParisの最終日を迎えたFashion Week。New York、London、Milan、Parisとファッションキャピタルをめぐり、この1ヶ月世界中のファッション業界が来る2010~2011年の秋冬トレンドキャッチにフォーカスした日々だった事は言うまでもありません。
かくいう私も、NYでのFashion Weekの期間(2月11日~18日)のみならず、それに先駆けたショーやパーティー、その後のイベントなどへと走りまわった約2週間でした。
今回のNY Fashion Weekは、特にNYのファッション業界にとっての変革のポイントでもありました。というのも、18年もの間Bryant Parkを会場として開催されてきたこのファッションウィーク、来季(2010年9月)から会場をLincoln Centerに移して行われます。 私が初めてNYのショーを見たのが今から16年前、このBryant Parkで。一つの時代の終わりと同時に新しい時代の始まりを感じますね。テントの壁にも、多くの有名デザイナーやファッション関係者からのメッセージがプリントされ、大きくSo longの文字も。

そんな今回、ショーの開催前日からなんともドラマティック。
NYはとんでもない大雪。ストームの警報がでて、学校はお休みになるほどでした。この日はショーの会場に入るためのプレス・パスを受け取る日だったので、雪に埋もれるのを覚悟で私は行ってきました。その時のテントはこのような感じ。
当然NYのどの空港でも飛行機の離発着は中止、空港閉鎖。というわけで、この日各国からNY入りすることになっていた多くのファッション関係者達は、みんなどこかの空港で足止め。大変でしたね。
しかし、当日は雪もあがりいいお天気でスタート。

テントを入るとこんな感じ
ショーの会場は熱気むんむん。
日本でもファンの多い、DVF。
鮮やかで大胆なプリント柄や、美しいシルエット、
女性の体を魅力的に見せてくれます。
(写真右)
このNY Fashion Weekがまだ7th On 6thと呼ばれていたころ、ボードディレクターを務めていたNicole Millerのショーです。
モノトーンと、毛糸の帽子がかわいい。(写真左)
Herve Leger、クラスのある上品さ、
女性らしさとクールさをも兼ね備えた
女性のイメージです。
(写真右)
Max Azriaのショー。
シンプルなカットと美しいライン、まさにシック。
黒からグレー、ベージュというグラデーションで
登場する演出はなかなか。。(写真左)
Irena Shabayeva、翼、羽をテーマとしたコレクション。
とても洗練されているのにどこか野性的な強さもあり、
とても素敵でした。
(写真右)
Y-3、御存じAdidasと日本が誇る
世界的デザイナーであるYoji Yamamoto氏の
コラボレーションブランド。
スポーティーでアーバンシック、
遊び心もあるテイストはさすが。(写真左)
そして、日本ではその名を知られていないかもしれませんが、
こちらのファッション業界では高い評価を得ている日本人デザイナー
Tadashi Shoji氏のコレクション。上質なレースや美しいドレープ、
品良い色合い、その美しいドレスの数々にうっとり。
(写真右)
Denis Basso、とにかく配色が大人っぽく都会の洗練と辛口な
ゴージャス感が漂います。(写真左)
TIBI、“So Cute!”という言葉がぴたりと来る
ラインアップ。
フワフワのヘアにカラフルな配色、
見ていて楽しくなります。(写真右)
Naeem Khan、ロックな音楽をバックに
繰り広げられたパワフルなショー。
モデルのヘアスタイルは勿論リーゼントを
モチーフにしたスタイル。
ゴールドとシークエンス(スパンコール)が満載。
(写真左)
テント内で、多くのファッショニスタ達を目にするのも、ショーを見るのと同じくらいに興味深いFashion Week。
最終日夜の会場には、Bryant Parkでの日々を名残惜しむように、沢山の人々であふれていました。
アメリカ経済の不況の波を一気に受けているファッション業界ですが、このような場に身を置くたびに思うのは、やはり素敵な物は素敵だということ。そう思える気持ちをくれるのもファッションの力だと思うのです。
ココ・シャネルの言葉に、Fashion fades, only style remains the same(ファッションは消えゆく、だけどスタイルは残るもの)とあります。一見、ファッションを否定しているかの様ですが、この言葉を成り立たせるには、
ファッション=流行が無ければ、多くの中からの淘汰や研磨はあり得ない。その多くの中で磨かれ残った物は後世にも残る「スタイル」になってゆくということも含まれているはず。人に置き換えれば、様々な経験からその人らしいStyleの軸を確立し、
年齢やライフスタイルなどの変化に合わせて、しなやかに対応しつつ、アップデート&リファインをし続ける。そして、そのためには、インナービューティーを磨いていくことがとても大切なことだと思えるのです。
春です。見ているだけで気分が明るくなるようなSpring/Summerr2010のアイテムが街にあふれています!
ご自分に相応しいスタイルで、新たな季節を楽しむのはいかがでしょうか?

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国際イメージ・コンサルタント/株式会社リアルコスモポリタンCEO
アメリカ・ニューヨーク市在住。国際的な社会における豊富な経験・幅広いコネクション、ワールドワイドな最新情報を持ち、NY・東京の二大拠点を中心に、トップエグゼクティブ・財界人・セレブリティーをクライアントに持つ。世界基準の外見演出と社交におけるパーソナルイメージのコンサルティングや研修で絶大な信頼を得ている。著書に『NY流 魅せる「外見」のルール』(秀和システム)。また、国際的な成功を目指すエグゼクティブ・パーソン向けDVD「アピアランス(イメージ&装い)ルール・マネジメント」『Premium Image Management for Men』(ソニーPCL)の監修も。
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