世界を舞台に活躍されている人気ヘアメイクアップ アーティスト
"モーリー"こと宮本盛満さんがKoh Gen Doの商品をご紹介。
十数年にわたり使い続けているモーリーならではの使い方や
発見をお楽しみください。
- 東京生まれ、パリ在住。伊藤五郎美容室で技術を学び、1991年に渡仏。
パリを拠点に、パリコレクションやハリウッドなど、世界を舞台に幅広く活躍する傍ら、
数々の専門学校で特別講師も行う。
「美しさとは表面だけでなく、経験や人柄など内面から溢れ出るもの」
その考え方とこだわりは、国内・海外から広く信頼を得ている。
僕とモイスチャー ファンデーションの出会いは、今から15年以上前です。海外の撮影現場で、お仕事をご一緒した女性カメラマンの肌が "素肌みたいだけど、潤いがあってキレイだなぁ。"と思い聞いてみたところ、Koh Gen Doのモイスチャー ファンデーションを使っているとのことでした。
素肌っぽい仕上りが気に入り、早速次の現場で教えてもらったファンデーションを、フランスのモデルさんに試してみました。その自然な仕上がりに、現場にいたほとんどの方から「Wow!!」「いったい何を使ったの?」と驚きの反応が返ってきました。僕はテンションが上がり、『なんだろう、この赤いチューブ』『容器の見た目と仕上がりのギャップ』『撮影した時のこの写りのキレイさ!』と、ますます興味津々に。そして、日本へ戻った際、すぐに麻布十番にあるお店へ直行しました。以来、このファンデーションは僕にとってなくてはならない存在になっています。
海外ではファンデーションを塗るツールとして、ブラシが主流です。そのため、僕も海外ではブラシを使うことが多いです。一方、日本だと指で直接塗ることの方が多いです。ブラシと指では、それぞれの良さがありますね。また、最終的にメイクの仕上がりが、より素肌っぽくなるようスポンジも使ってます。ファンデーションを含ませたスポンジを顔全体に叩きづけすれば、凹凸に馴染み、ピタッとフィットしてくれます。さらに、そのスポンジで顔の輪郭をサッサッサとぼかすと、首との境目がなくなり自然な印象になります。
メイクとは、自分のもっているチャームポイントを倍増させるツールだと、僕は思っています。「隠そう」「潰そう」「マネよう」とするのではなく、その方が持つキャラクターやチャームポイントを活かすことだと思います。例えば、そばかすはあるけど素肌がキレイだなと思ったら、部分的なカバーだけで、後は、あえてマスカラだけにします。そうした方がより目元が強調され、魅力を引き出せます。肌、頬、眉、目元、口元と全てのパーツをパーフェクトにすると、自然ではなくなり、厚化粧に見えてしまいます。キレイになるために大事なことは、まず自分の魅力は何なのか?を知ることからだと思います。
魅力を引き出すきっかけとして、まずは引き算のメイクを心がけてみてください。