12月28日(金)全国ロードショー
車イスの人生を、愛のままに、ワガママに生きた男の<笑いと涙の実話>
難病である筋ジストロフィーを患って体が不自由にも関わらず、病院を飛び出し、自分で大勢のボランティアを集め、風変わりな自立生活を始めた鹿野靖明。わがままで、おしゃべりで、ずうずうしくて、ほれっぽくて…!
自由すぎる性格に振り回されながらも、そのまっすぐな生き方で皆に愛された鹿野さんと、彼に出会って変わっていく人々の人生を、笑いあり涙ありで描く最高の感動作。
12月1日(土)全国順次公開
前作『溶ける』で卓越した演出力と表現力が評価され、史上最年少でカンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門に正式出品されるなど、国内外で注目を集めている新鋭・井樫彩による初長編作品。14歳の少女と27歳の女性。孤独を抱えるふたりの、交わることのない愛の日々がつづられる。片田舎の病院に怪我をして入院した 14 歳の陽(小松未来)。彼女はいつも優しく接してくれていた看護師の弥生(桜井ユキ)に対 し、特別な感情を抱き始めていた。だが退院の日、弥生が突然看護師を辞めたことを知る。1年後、陽は買い物の帰り道で偶然弥生と再会する。そこにいたのは、過去の優しい面影はなく、男たちに身体を売ることで生計 を立てている弥生だった。再会後、学校にも家にも居場所がない陽は、吸い寄せられるように弥生に近づく。一方、弥生には誰に も言えない悲しい過去があった。満たされない現実を冷めた目で見つめ、互いに孤独を抱えるふたりは、弥生のアパートで心の空白を埋める生活を始めていく——。
11月23日(金)全国ロードショー
“タタキ”稼業を繰り返して、最底辺から日の当たる場所へ。
3人の少年の再起をかけたリアル・ガチ・サバイバル!
新時代のアウトローたちによる青春エンターテインメント! 親から虐待され、ろくに学校にも行けず、青春期を少年院で過ごしたサイケ(高杉真宙)・カズキ(加藤諒)・タケオ(渡辺大知)。社会に見放された3人が生き抜くためにつかんだ仕事は、犯罪者だけをターゲットにした“タタキ”(窃盗、強盗)稼業。そんなある日、タタキの最中に偶然にも振り込め詐欺のアガリの隠し場所を知ることとなった3人。それは半グレ系アウトローによる犯罪営利組織カンパニーとして台頭する「六龍天」のものだった。「六龍天」に身元がバレないよう、慎重にタタキを繰り返すも、あるきっかけから3人の身元が「六龍天」に知られ、絶体絶命の状況に追い込まれてしまうが・・・
11月17日(土)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー
雨が降りしきる河原で、思いがけず拳銃を拾った大学生の西川トオル。普段は、友人たちと青春を謳歌しているが、その内には魅了された銃への高揚を秘めていた。トオルは、大切に家に保管していた銃を持ち歩いてみることにした。さらに緊張とスリルが増し、彼を満足させた。同じ大学のヨシカワユウコにも興味があるが、やがて銃は彼のなかで圧倒的な存在感を占めていく。そして、突然の刑事の訪問。「次は、人間を撃ちたいと思っているんでしょ?」次第に精神を追いつめられていくトオルは、あることを決意するが――。
11月9日(金)渋谷先行・11月16日(金)全国ロードショー
原宿で大人気の双子コーデタレント「ヌヌ子」として活動している、田原葵(吉田凜音)と三好里奈(久間田琳加)。どこでも一緒、なんでもおそろい。ふたりでいれば最強!の仲良しペア。田原葵は、夢に向かっていつでも全力。たまにスーパー空回りだけど、前向きな神全力少女。三好里奈は、少し現実的なところがあるけれど、スーパーカワイイ神美少女。そんな二人は、原宿のあやし〜い芸能ブローカー的なハイジ(西岡德馬)の引き合わせで、超絶人気バンド「オリオン」のミュージックビデオに出演できることに!!二人は大喜び、明るい未来にワクワクしていた。ところが…完成したミュージックビデオを見た葵はガクゼン。映ってるの、里奈だけじゃん!?なんで里奈だけ?私は?大ショックを受けつつも頑張ろうとする葵。けれど、空回りしかしない現実。追い打ちをかけるように、圧倒的カリスマモデル「清美サリー(横田真悠)」が所属する事務所に里奈だけがスカウトされる。二人でヌヌ子なんじゃないの?私は?私は…。
一方、事務所に入ることを決め、一人で仕事をすることが多くなった里奈は悩んでいた。葵みたいに積極的になれない。うまく自分を出せない。里奈は、ずっと変わりたいと思っていた。そしてやっとチャンスが巡ってきた。なのに…。落ち込む里奈はある時、清美サリーに話しかける。しかし、彼女が何気なく放った一言に、さらに里奈は追い込まれていく…。
「私ってなに?」二人の女の子たちは、迷いながらたどりつく。本当に大切なものはなんなのか。誰もが抱える、ちっぽけで、でも大きすぎる悩み。二人が見つける答えとは?
11月3日(土)高知あたご劇場にて公開、順次全国公開
昭和40年代、土佐。賭博”手本引き”にのめり込み破滅した岡田吾一(石橋保)は、高知一と言われた自身の料理店を手放し、途方に暮れていた。そんな吾一に、一本筋の通ったヤクザ荒木五郎(宅麻伸)が現われ、「カスリコ」の仕事を世話してやるという。カスリコとは賭場で客の世話や使い走りをして、わずかなご祝儀をもらう下仕事である。行き場のない吾一は、カスリコとして再び賭場に出向く。プライドを捨て懸命に働くが、賭場の客やカスリコ仲間の悲喜交々を目の当たりに、やがて、人生をかけた最後の大勝負に挑む――
昭和40年代の高知を舞台に、裏社会の人情と人生の哀歓を描く、第26回新人シナリオコンクール準佳作受賞作!
10月27日(土)全国順次公開
大手ファミレスチェーンの店長として働いている45歳の童貞男・山川則夫(宮川大輔)は、気が弱く、お人好しが故に、バイト連中からはバカにされ、客には頭を下げる毎日だ。生まれてこの方、女性経験すらない山川にとって、人生の楽しみはアイドルとゲーム。そして憧れの気持ちを抱きながら日課のようにAV女優・恩田リナ(桜井ユキ)のビデオを観ることであった。ある日のこと、則夫の部屋に、バスローブ姿の女性が逃げ込んでくる。「ごめんなさい、ちょっとだけ隠れさせて」と言った女性の顔を見て、則夫は驚愕する。なんと、目の前の女性はあの大好きな恩田リナだったのだ。
10月12日(金)より、和歌山県先行公開
11月3日(土)より、全国順次ロードショー
クジラと人間との交流と奮闘を描いた感動の青春ムービー。クジラを純粋に愛している主人公の飼育員・鯨井太一に扮したのは、これが映画初主演となる矢野聖人。さらに東京からやってくる男勝りのクジラのトレーナー・白石唯を抜群の身体能力を持つ武田梨奈が、フレンドリーな学芸員・間柴望美を和歌山県出身の岡本玲が演じ、それぞれの夢に向かって突き進む等身大の若者を体現。「鯨とともに生きる」が日本遺産に認定された和歌山県の太地町や新宮市、那智勝浦町や串本町での自然豊かなロケーションも大きな見どころになっている。さらに、人気アイドルグループ「虹のコンキスタドール」の清水理子(和歌山県出身)が歌う主題歌「Colorful~あなたといた時間~」が、映画の感動をさらに大きなものにしている。
舞台は、クジラしか飼育されていない、和歌山県南部にある「太地町立くじらの博物館」。 来客も増えず、次々に飼育員が辞めていく中、館長は、経験豊富なベテランスタッフから 強い反対を受けても、飼育員リーダーに、純粋にクジラを愛する青年・鯨井太一(矢野聖 人)を任命する。東京の水族館からピンチヒッターとして呼ばれた白石唯(武田梨奈)や、 学芸員の間柴望美(岡本玲)ら、同僚たちの中にも懸命に太一をサポートする人も現れるが、 皆を悩ませていたのは来客が少ないことだった。そんな中、博物館を盛り上げるために太 一は、スタッフの手作りによる「くじら夢まつり」を行うことを思いつく。しかし、開催 を目前に控えたある日、「くじら夢まつり」中止の危機が訪れる・・・。
9月7日(金)全国ロードショー
アマチュアからプロへ!史上初の偉業を成し遂げた男の<実話>
26歳。それはプロ棋士へのタイムリミット。 小学生のころから将棋一筋で生きてきた”しょったん”こと瀬川晶司の夢は、 年齢制限の壁にぶつかりあっけなく断たれた。 奨励会退会後、将棋とはしばらく縁を切り平凡な生活を送っていたしょったんに突然訪れた父親の死…。 しかし、親友・ら周囲の人々に支えられ様々な困難を乗り越えたしょったんは、再び駒を手に取ることに。 プロを目指す重圧から解放され、その面白さ、楽しさを改めて痛感する。
「やっぱりプロになりたい―――。」
35歳、しょったんの人生を賭けた二度目の挑戦が始まる。
11月1日(木)全国ロードショー
すべては一冊の本をめぐる祖母の遺言から始まった―。
シリーズ累計640万部突破の国民的大ベストセラーシリーズが、『幼な子われらに生まれ』で第41回モントリオール世界映画祭コンペ部門・審査員特別賞に輝いた三島有紀子監督で映画化。
鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂。その店主である篠川栞子が、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく。古書を見ると優れた洞察力を発揮する古書店主栞子に実力派女優・黒木華。栞子のもとに本を持ち込み、彼女に惹かれ、古書堂で働くことになる五浦大輔を野村周平が演じる。大輔の祖母・絹子の若き日の姿を夏帆、絹子に惹かれる小説家志望の男・田中に東出昌大。夏目漱石と、太宰治、古書に隠された禁断の秘密とは?謎が解き明かされるとき、本がつなぐ真実の愛に心揺さぶられる感動ミステリー!
10月26日(金)全国ロードショー
家族に「愛している」と伝えられることが、どれだけ幸せなことなのか──。
当たり前だと思っていた日常をとても愛おしく感じる、家族を大切に想える映画が誕生しました。『あいあい傘』は、逢いたいのにずっと逢えずにいた父と娘の愛にあふれた5日間の物語です。
主人公のさつきを演じるのは、倉科カナ。父に対する喜怒哀楽を何とも人間くさく豊かに演じています。さつきと運命的に出会い恋をするテキ屋の清太郎を市原隼人、25年逢えずにいる娘と新しい家族の間で揺れ動く六郎を立川談春、六郎を支えながらお茶屋「恋園庵」を営む玉枝を原田知世が演じ、ほかにも入山杏奈、高橋メアリージュン、やべきょうすけ、永井大、トミーズ雅、実力派がしっかりと脇を固めます。監督は、役者・演出家・脚本家として活躍する宅間孝行。 大切な人に会いたくなる、「いつもありがとう」と伝えたくなる、そんな家族の愛の物語『あいあい傘』が、この秋、大人たちをやさしい涙で包み込みます。
10月20日(土)全国ロードショー
東京の農大でワインソムリエを目指す“日本酒嫌い”のリケジョ・詩織(川栄李奈)の実習先が、意に反して日本酒の酒蔵に決まってしまった。厳格な蔵元(大杉漣)と折り合いの悪い息子 (小野塚勇人)、何かと詩織を励ましてくれる美咲(宮地真緒)や頑固な杜氏たち。人々との出会いや日本酒造りを通じて今までにない喜びを見出す詩織。だがそんな時、信頼している蔵元の体調が急変し思わぬ転機が訪れる。日本三大酒蔵の一つとして有名な東広島市・西条を舞台に一人の少女が経験する幻の日本酒を巡る出会いと別れを描いた心温まる珠玉の作品が誕生した。
10月13日(土)よりシネスイッチ銀座ほかにて全国ロードショー
雨の日は雨を聴く。雪の日は雪を見て、
夏には夏の暑さを、冬は身の切れるような寒さを。
五感を使って、全身で、その瞬間を味わう。“お茶”の魅力に気付き、惹かれていった女性が体験するのは、静かなお茶室で繰り広げられる、驚くべき精神の大冒険。黒木華、樹木希林、多部未華子の初共演で贈る、一期一会の感動作がここに誕生。
真面目で、理屈っぽくて、おっちょこちょい。そんな典子(黒木華)は母に勧められて、お茶を習うことになった。二十歳の春だった。それから二十四年。就職の挫折、失恋、大切な人との別れ。いつも側にはお茶があった。この映画は、内なる自由と生きる喜び、そして、かけがえのない“今”を描く物語。
10月5日(金)全国ロードショー
インテリアコーディネーターの川奈つぐみ(杉咲花)は、高校時代の初恋の先輩・鮎川樹(岩田剛典)に久しぶりに再会する。しかし彼は、大学生の時に事故にあい、車イスに乗る生活を送っていた。 最初は戸惑うつぐみだったが、建築士として前向きに生きる樹とふれあう中、彼への想いを再びつのらせていく。
【私は――先輩が好きなんだ、今でも】
そんなつぐみの、ひたむきでまっすぐな想いに、「一生、ひとりで生きていくって決めたんだ。」とかたくなだった樹も心を開いていく。一緒にいる幸せをみつけた2人だったが、やがてある事件が起き・・・。大切な人と出会い、いくつもの壁を乗り越えながら、絆を深めていく2人がたどりついた結末とは・・・。
大切な人と一緒にいられること、それが奇跡<パーフェクトワールド>
ラスト、きっと愛する気持ちを信じたくなる。
9月21日(金)全国ロードショー
栄光のトップレスラーから悪役になった男が、自らのプライドのため、そして愛する家族のために最強のチャンピオンに挑む―。
まぶしいほどのスポットライトのなか、大歓声を浴びる大村孝志。人気も実力も兼ね備えたエースレスラーだったが、膝に大ケガを負って試合から長期離脱してしまう。それから10年、かつての強さを取り戻せないでいる孝志は悪役レスラーとなり、客席からブーイングを浴びる日々を送っている。妻の詩織は変わらず応援してくれるが、孝志は自分の仕事を9歳になった息子の祥太に打ち明けられずにいた。だがある日、偶然から祥太にバレ、「悪者のパパなんて大嫌いだ」と言われてしまう。しかし、そんな孝志に、名誉を取り戻すチャンスが訪れる。かつての孝志に憧れていたトップレスラーのドラゴンが、孝志をタイトルマッチの相手に指名したのだ。自らのプライドと家族への愛のために、全く勝ち目のない戦いに立ち上がる孝志。果たして、孝志が決意したすべてを賭けた危険な技とは?そして息子との絆を取り戻すことは出来るのか―。
孝志には、“100年に一人の逸材”と称えられる、新日本プロレスの棚橋弘至。詩織には近年演技派女優として傑出した存在となった木村佳乃、祥太には天才子役と絶賛される寺田心。どん底から這い上がり、傷だらけになっても戦い続ける男の姿が、熱く激しく胸を揺さぶり、明日へ向かって生きる希望をくれる感動の物語。
9月15日(土)有楽町スバル座/9月29日(土)シネマート新宿ほか全国順次公開
一冊の古本がきっかけで出会った、それぞれの恋人の死に向き合う男女―。「涙なしには読めない・・」と絶賛された恋愛小説、待望の映画化
「時間って命と同じだから、もたもたしてたら時間切れになっちゃうよ」。恋人の死を乗り越えられずにいた明海は、一冊の古本がきっかけで出会ったあかねから、そう教えられる。いつも前向きで笑顔のあかねは、見たもの全部を輝かせる“きらきら眼鏡”をかけているという。だが、彼女もまた余命宣告された恋人の裕二と向き合うつらい現実を抱えていた。過去から立ち直れず、もがきながら生きてきた明海にとって、毎日を輝かせようとするあかねに、次第に惹かれていく―。
9月1日(土) 函館シネマアイリス先行公開
9月1日(土) 新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほかロードショー! 以降全国順次公開
函館シネマアイリス開館20周年記念作品。
函館郊外の書店で働く「僕」と一緒に暮らす失業中の静雄。「僕」と同じ書店で働く佐知子が加わり、3人は、夜通し酒を飲み、踊り、笑いあう。だが微妙なバランスのなかで成り立つ彼らの幸福な日々は、いつも終わりの予感と共にあった。
『海炭市叙景』(10)、『そこのみにて光輝く』(14)、『オーバー・フェンス』(16)に続く、佐藤泰志の小説の映画化4作目。監督を務めたのは新鋭・三宅唱。原作の骨格はそのままに、舞台を東京から函館へ移し、現代の物語として大胆に翻案した。語り手である「僕」を演じるのは、柄本佑。友人・静雄役は、若手随一の実力派俳優、染谷将太。そして気鋭の注目女優・石橋静河が、ふたりの男たちの間を行き来する佐知子役を透明感あふれる演技で魅せる。
7月6日(金) 全国ロードショー
ピュアで元気な愛されキャラの【なっちゃん(羽柴夏樹)】、チャラくて女好きなモテ男の【まっつん(松永智也)】、秀才で超マイペースなオタクの【つよぽん(直江剛)】、いつもニコニコ実はドSな【恵ちゃん(片倉恵一)】。性格も趣味もまったく違うのに、4人はいつも一緒な仲良し男子高校生。おバカでお騒がせな楽しい毎日を過ごしていたが、恋に奥手のなっちゃんが同級生の杏奈に片想いしたことで、4人の日常に変化があらわれ…?!
6月23日(土) 新宿ピカデリーほか全国公開
元アイドルのアラサ―・沙織と、自分を人間だと思い込む猫・良男。
こじらせた1人と1匹。“人生の置いてきぼりの時間”が輝きだす―。 思った通りの自分になれなくて、いつしか投げやりな生き方に慣れてしまった元アイドルの沙織(沢尻エリカ)が心を開くのは、訳あって自分を人間だと思い込んでいるロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)。今日いちにちの出来事を、妄想を交えつつ良男に話して聞かせる沙織。沙織の心に寄り添ううちに、良男は自分が沙織の人間の恋人で、彼女を守れるのは自分だけなのだと思ってしまう。そんなある日、沙織の前に“ゴッホ”と呼ばれる売れない画家(峯田和伸)が現れ・・・。ゴッホや、ゴッホを慕う猫・キイロ(コムアイ)、個性豊かな猫たちとの出逢いを通じて、1人と1匹は、自分らしく生きるすべを見つけていく―。
6月8日(金)公開
家族を描き続けてきた是枝裕和監督が、“家族を超えた絆”を描く衝撃の感動作
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に暮らす、5人の家族たち。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活品は、万引きで賄っていた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねて家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。
人と人との関係が希薄な今の時代に、真の “つながり”とは何かを問う、心揺さぶる衝撃と感動の物語。
6月8日(金)全国ロードショー
夏、緑が青々と茂る奈良の神秘的な森。紀行文を執筆しているフランスの女性エッセイスト・ジャンヌは、通訳兼アシスタントの花とやってきた。彼女は、薬草の一種で幻の植物“Vision ”を探している。旅の途中、森で暮らし、森を知り尽くす山守の無口な男・智と出会うが、智も「聞いたことがない」という。やがて、言葉や文化の壁を越えて、心を通わせていく2人。季節は流れ、森が赤く色づく秋。智のもとに、山守の若者・鈴が姿を見せ、運命の歯車が動き出す……ジャンヌがこの地を訪れた本当の理由とは何か?山とともに生きる智が見た未来(ビジョン)とは?
6月2日(土) テアトル新宿ほか全国順次公開
自称音楽家と元アイドルのオフビート音楽コメディー
工事作業員の熊田(桐生コウジ)は元イカ天バンド「馬の骨」のボーカリスト。作業現場でトラブルを起こし解雇された熊田は、家賃1万5千円の格安シェアハウスに転がり込む。 アイドルのユカ(小島藤子)、ヲタク大学生の垣内(深澤大河)、キノコ狩りが趣味の宝部(ベンガル)、のんきな大家(しのへけい子)との奇妙な共同生活が始まる。 住人たちから「職業は?」と問われた熊田は、つい「音楽関係」と口走ってしまう。アイドルを卒業し密かにシンガーソングライターを志していたユカは、熊田へのアプローチを開始する。
やがて、熊田の正体が発覚し──。
夢を放棄して30年間、いまだ鬱屈とした日々を送っている中年男が、一途に夢を追い続ける若者との出会いによって、青春の後悔にケリをつけようと再起を図る。
6月1日(金)公開
山田孝之・長澤まさみ主演、「銀魂」の福田雄一監督の最新作「50回目のファーストキス」は、事故の後遺症で1日で記憶が消えてしまう彼女との偶然の出会いを、運命の恋にした元プレイボーイの純愛を描いたラブストーリーです。ハワイを舞台に毎日長澤さん演じる瑠衣にアタックし続ける山田さん演じる大輔の情熱に笑って泣いていただける作品になりました。見終わった後一番好きな人にキスしたくなる、この夏最高のラブストーリーをぜひご堪能ください。
6月1日(金)公開
メガホンをとるのは、『テーマとして伝えたい事は、決して諦めない心の強さ。
同じく極限状態での挑戦を描いた「海猿」を超える作品にしたい』と自ら語る、羽住英一郎監督。「海猿」「MOZU」「暗殺教室」など数々の大ヒット作品を手掛けた確かな演出力と、最新の撮影機材を駆使し、誰も見たことの無い、圧倒的なスペクタクル映像を描き出す。主人公・檜山篤洋を演じるのは、同世代の中でも、その活躍が目覚ましい俳優、東出昌大。メカニックという、作り手側に立ち、誇りと絆との間で揺れ動く繊細な芝居に挑む。その弟であり、天才ドライバー・檜山直純役には、国内外の多数の映画に出演し、脚光を浴びる新田真剣佑。そして、ヒロイン・遠藤ひかるを、いま注目される森川 葵が演じ、北村匠海、町 田啓太など次世代を担うフレッシュな顔ぶれが勢ぞろい。更には、要潤、吉田鋼太郎ほか実力派俳優が脇を固める。
誰も経験したことのないエンターテインメントの新領域!新たな“不朽の名作”が誕生する!
5月26日(土)全国ロードショー
人生は不条理 だから愛おしい
ある日、海岸で倒れている男が発見された―
片言の日本語やインドネシア語を話す以外は正体不明。「ラウ」=インドネシア語で「海」と周りから名付けられたその男の周辺で、奇妙な出来事が次々と起こりはじめる。果たして「ラウ」とはいったい何者なのか…
3月21日(水・祝日)全国ロードショー
史上最悪の運命をひっくり返せ!奇跡の大逆転エンターテイメント!
「どんな時でも笑っていられる強い男になれ!」が信条のお調子者、曇天火(福士蒼汰)は、3兄弟の長男で、弟思いで人々から慕われていた。どんな悪党にも負けない最強の男として村を守っている一方で、実は弟にも言えない秘密を抱えていた。
彼らの暮らす地では、300年に1度曇り空が続く日、世界を滅ぼす破壊の神・オロチ(大蛇)が復活し、人々に災いをもたらすという伝説があった―。ついに曇り空が続き、オロチ復活がささやかれるある日、オロチの力を利用し、政府転覆を目論む忍者集団・風魔一族が村を襲い、明治政府と大闘争がおき、それに巻き込まれた天火の弟・ 空丸(中山優馬)は、命を狙われ捕らわれの身になってしまう。 弟を救うため、単身で風魔一族に戦いを挑む天火だが、仲間の裏切りに遭い絶体絶命の窮地に―。
果たして天火は愛する弟を守れるのか?そして彼が隠し続けてきた秘密とはー?
3月3日(土)公開
日本アカデミー賞受賞の名優たちが贈るオリジナル日台合作映画が誕生!
日本を代表する女優・田中麗奈と台湾で活躍しているワン・ポーチエのダブル主演で贈る日本×台湾の合作映画が誕生しました。老舗旅館の再生を目指す人たちの”おもてなし”の旅。琵琶湖畔にある老舗旅館「明月館」が実家の梨花(田中麗奈)は5年前に父を亡くし、旅館を一人で切り盛りし続けている母・美津子(余貴美子)を支えるため、仕事を辞めて実家に戻ってくる。経営不振の中、美津子の大学時代の恋人であり台湾実業家のチャールズ(ヤン・リエ)が旅館を買収して、息子・ジャッキー(ワン・ポーチエ)を再建のために送り込んだ。しかし「おもてなし」の心を持っていないジャッキーに対して梨花は反発し衝突する…
田中麗奈の巧みな中国語、必見です!
3月3日(土)公開
本作の主人公<住友糸真(すみともしま)>を演じるのは「時をかける少女」や現在放送中NHKドラマ「アシガール」で主演を務める黒島結菜!まっすぐで不器用な等身大の女子高生を演じます。
両親の離婚、母親の再婚相手とはギクシャク、そして入学したばかりの女子校では些細なことでハブられてしまった住友糸真。実の父親を頼りに東京から北海道・札幌へと引っ越しを決意する。新たな学校で彼女を待っていたのは学校イチの人気者でタイプが真逆のモテ男子・舘林弦と桜井和央だった。女子の間では「弦と和央はみんなのもの」というルールがあり、もし抜け駆けしようとするものがいればハブの対象になってしまう。そんなことを知りつつも、なぜか糸真は弦と和央との距離が縮まっていく。両親のこともあり恋愛には興味がなくなっていたのに、恋に落ちそう!このままでは、心機一転で新しい環境に飛び込んだにも関わらず、ここでもハブにされてしまう…。果たして、糸真は恋の主役になることができるのか―!?
2018年2月10日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー
綾瀬はるか×坂口健太郎 初共演!
とびきりロマンティックなラブストーリーが誕生!
映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)が密かに想いを寄せるのは、今は誰も見なくなった古いモノクロ映画の中のお姫様・美雪(綾瀬はるか)。何度も繰り返しその映画を観ていた健司にある日奇跡が起きる。美雪が健司の目の前に突然現れたのだ。モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。同じ時間を過ごす中で、2人は次第に惹かれあっていく。しかし、美雪にはある秘密があった。彼女は人のぬくもりに触れたら、消えてしまうのだ。好きだから触れたい、でも触れられない・・。
この切ない真実に2人はどう向き合い、どんな答えを出すのか――。
2018年1月12日(金)
女性から圧倒的支持を受ける柚木麻子の傑作小説「伊藤くん A to E」が、岡田将生と木村文乃W主演で遂に映画化!
落ち目の脚本家・矢崎莉桜は、“伊藤”という男について悩む【A】~【D】4人の女たちの切実な恋愛相談を、新作脚本のネタにしようと企んでいる。心の中で毒づきながら「もっと無様に」なるよう巧みに女たちを誘導、そんな莉桜の前に“伊藤”が現れる。“伊藤”は莉桜が主宰するシナリオスクールの生徒。中身が無く、いつも口先だけの彼が、なぜか莉桜と同じ4人の女たちについての脚本を書いていくのだ。しかもそこには、莉桜のネタにはない5人目【E】の女が存在し…。
“伊藤”の狙いは一体何なのか――。莉桜は、徐々に追い詰められていく。