2016年8月
世界を舞台に活躍されている人気ヘアメイクアップ アーティスト"モーリー"こと宮本盛満さんがKoh Gen Doの商品をご紹介。十数年にわたり使い続けているモーリーならではの使い方や発見をお楽しみください。
- ヘアメイクアップ アーティスト 宮本 盛満 Morimitsu Miyamoto
- 東京生まれ、パリ在住。伊藤五郎美容室で技術を学び、1991年に渡仏。パリを拠点に、パリコレクションやハリウッドなど、世界を舞台に幅広く活躍する傍ら、数々の専門学校で特別講師も行う。「美しさとは表面だけでなく、経験や人柄など内面から溢れ出るもの」その考え方とこだわりは、国内・海外から広く信頼を得ている。
僕はもともとゴマージュ好きで、かつて、さまざまな海外ブランドのゴマージュを使っていました。ベースがナチュラル素材…例えば、植物の種だったり、実だったりするので、テクスチャーがザラッとしていて古い角質のはがれ落ち感が気持ちよく、ケア後のさっぱり感、皮脂の落ちた感がすごかった!でもそれは感覚だけでその分、肌への刺激が大きく、調子にのって使っていると、ヒリヒリすることがあったのも事実(笑)。そこで、ゴマージュケアを見直そうと思いました。
江原道のソフト ゴマージュ ジェルは、テクスチャーや使用感が穏やかで、それまで使っていた海外ブランドのゴマージュとはまるでベツモノ。正直なところ、物足りないのでは?と思っていました。でも実際に使ってみると、昨日と翌朝の違いを感じビックリ!翌朝の肌は、透明感だったりハリだったり…。これって、取るべきものを取り去った後だからこそ、スキンケアの心地よさをより一層実感できるんだなって思いました。
今は、週1回のペースで、主にTゾーンなどに部分使いをしています。さらに、小鼻など皮膚の硬い部分のザラつき、首回りや手の甲にも。穏やかなのに期待に応えてくれるので、デコルテ、肩、脚など、いろいろな部位に使えそうですね。
女性に比べ、日頃、肌のお手入れをしていない男性にゴマージュケアをすると、結果が驚くほど顕著に現われます。だから、僕は俳優やミュージシャンなどのメンズメイクを担当する時には必ずと言っていいほどメイク前に、ゴマージュケアをします。男性の肌は女性の肌に比べ、硬く、そして皮脂が出やすいことが多いもの。だからこそ、ソフト ゴマージュ ジェルのひと手間で、その仕上がりに大きな差が出るんです。
ゴマージュケアは、即、結果が実感できていいですね。それだけに、肌アタリのほどよい江原道のソフト ゴマージュ ジェルは手放せません。
例えば、撮影前、男性に使用する場合ソフト ゴマージュ ジェルを使います。部位ごとにクルクルと絡め取り、洗顔も含めクレンジングシートで"ポロポロ"を丁寧に取り去ります。これで、サッパリとした清潔な素肌が出現。そこから、スキンケア→ベースメイクと進めていきます。
ソフト ゴマージュ ジェルは、肌に一気にのせる
のではなく、手入れをしたい部分に少しずつのせて
クルクルと、そしてまた、次の部位へ…
ぜひ、お試しください!
ヘアメイクをするシーンに、必ずしも水があるとは限りません。そんな時は、クレンジングシートが大活躍します!クレンジングウォーターをたっぷり含んだ大判シートは、想像以上に使用感がよく、顔だけでなく、首、デコルテ、手足など広い範囲に使えて便利。撮影後、メイククレンジングの時に、肌への負担をよりやさしくするために、僕は、クレンジングウォーターをシートに垂らすことがあります。だから、クレンジングウォーターをいつも小さな容器に入れて持ち歩いているんです。ちょっとしたメイク直しは、クレンジングウォーターとオーガニックコットンがあれば、バッチリです!!
2016年8月